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11月18日発売予定の『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』(ポケモンSV)が、一部で《過剰にポリコレに配慮している》と話題に。一方で少しでも気に入らない要素があると、すぐに「ポリコレ配慮」だと騒ぎ出すゲーマーたちに、疑問の声を上げる人もいるようだ。

◇「ポケモン」がポリコレに屈したという風潮

現在発売に向けて「ポケモンSV」に登場するキャラクターのデザインが続々発表されているが、まず“反ポリコレ”ゲーマーの目に留まったのは「ネモ」というキャラクター。褐色の肌とそばかすが特徴的な女性の先輩トレーナーだが、髪型が「強い女」を意識しているなど、「ポリコレ配慮」だと批判されてしまった。

また、先日新たに『スター団』のメロコや、ポケモンリーグの委員長・オモダカといった女性キャラクターが紹介されたのだが、こちらも国内ゲームでもてはやされるような“美形キャラ”とはちょっとズレたデザインとなっている。

そのためSNSなどでは、《魅力的なキャラが誰一人居ないのはポケモンがポリコレに屈してしまったんだなあと残念な気持ちでなりません》《やっぱりポケモン新作のキャラデザはポリコレに振られた感否めないところはあるよな》《ポリコレ配慮もいいけどオタクへの配慮もお願いしますゲーフリさん》《ポケモンはともかく、キャラはポリコレに屈してる感はあるのよな》といったお気持ち表明が相次いでいる。

ゲーマーが「ポリコレ」に敏感になってしまった背景には、近年広まっている海外産ゲームのキャラクターデザインの傾向が関係している模様。容姿、人種、性別などによる差別や偏見に繋がらないような、“中立的なデザイン”を目指すあまり、美男美女のキャラクターが作られなくなってしまったという。

◇「萌え」が欠けているだけ?

過敏なゲーマーが「ポリコレ配慮」だと騒ぐ中、ネット上では《強い女キャラなんていくらでもいたしポケモンのキャラデザなんて昔からこんなもんやろ》《批判してるやつこそよっぽど頭ポリコレに支配されてる気がするわ》といった冷静な意見も。

「ポリコレ」に配慮したゲームが増えているのは事実だが、「ポケモンSV」に関してはそこまで配慮していないのでは…などと指摘されている。

たとえば「ネモ」に関しても、公式サイトなどでイラストを見るかぎり、そこまで過剰なものとは感じられない。おそらく髪型や褐色といった特徴だけで「ポリコレ配慮」と言われているのだろうが、本当に配慮しているなら『Apex Legends』のライフラインのようなキャラクターデザインになりそうだ。

そもそも褐色キャラは昔から一定数の人気を誇っていたにもかかわらず、ちょっと肌の色を濃くするだけで「ポリコレ配慮」と騒ぐのは、表現の幅を狭めてしまっている。オタクたちは『ふしぎの海のナディア』を忘れてしまったのだろうか。

なにより「ポケモンSV」の場合には、いわゆる“萌えキャラ”めいたキャラデザを採用していないことが、反発を買っている原因に見える。国内ゲーマーの価値観では萌えこそが正義なのかもしれないが、世界的なマーケットを考えるなら、多少多様性があってもいいだろう。

自分が気に入らないデザインだからといって、すぐに「ポリコレ」と結び付けて批判するのはいかがなものだろうか。


  


【元スレ】

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【『ポケモンSV』の新キャラに賛否両論!“ポリコレ配慮”はオタクの難癖?】の続きを読む